クレジットカード現金化、キャリア決済現金化は貸金業法や出資法に違反してしまうのか

後払いアプリ現金化とは

クレジットカード現金化やキャリア決済現金化はお金がないときでも簡単にお金が手に入る便利なサービスとなっています。

しかしカード会社やキャリア会社から利用規約に反する事から、現金化サービスに不安を感じている方も多くいることでしょう。

中でも悪質なクレジットカード現金化業者の場合は逮捕までいっています。

クレジットカード現金化業者が逮捕された理由は、「出資法」に違反したという疑いです。

出資法及び貸金業法規制法

過去にクレジットカード現金化業者が逮捕された理由である「出資法、利息制限法及び貸金業規制法」についてお話しさせて頂きます。

出資法とは、消費者金融などの金融業者による貸付の利息などを制限する法律のことです。

出資法は、債務者に対して貸付を行う場合に法外な高い金利を設けてはいけないという法律です。

現在の出資法では、金融業者は年利20%を超える金利を設定してはいけません。

しかし出資法が制定される以前、多くの金融業者は50%を超える金利での貸付を行なっていました。

この時の金利はグレーゾーン金利と呼ばれ、現在では過払金の対象となっています。

グレーゾーン金利と呼ばれる高金利での貸付により、多重債務者や返済不能に陥ってしまう方が増加してしまったため、金利の上限を決める出資法という法律が制定されることになりました。

現金化業者は出資法違反で逮捕

2011年に、クレジットカード現金化業者が逮捕されたという事件が流れた時は、少なからず業界全体に激震が走りました。

実は、2000年ごろから悪徳クレジットカード現金化業者の数が増加しており、2010年には消費者庁が「ストップ!クレジットカード現金化」キャンペーンを打ち出し、クレジットカード現金化の危険性を世の中に伝えようとしています。

国民生活センターに寄せられた現金化に関する相談件数も右肩上がりだったため、ついに警視庁も無視できなくなったという背景があります。

実際には商品売買を行なっておらず、商品の送付すら行なっていなかったということも報告されています。

このずさんな商取引形態により、商品売買を装った貸付であるとして「出資法違反容疑」で逮捕されることに至ったのです。

利用者の逮捕事例はなし

過去にクレジットカード現金化業者が逮捕されたケースはありますが、現在のところクレジットカード現金化を利用した方が逮捕されたケースはありません。

そのためクレジットカード現金化を利用しても罰金などの法的罰則を受ける心配は不要です。

しかしながらクレジットカード現金化はカード会社の利用規約上、禁止されている行為です。

過度のクレジットカード現金化やキャリア決済現金化を行うと、カード会社やキャリアから目をつけられて「強制解約」や「一括返済」といったペナルティを課せられてしまいますので、注意してください。

クレジットカード現金化は違法?

クレジットカード現金化は違法ではありません。

利用者がこれまでに逮捕されたことがない、ということからも分かる通り、安心してクレジットカード現金化を利用することができます。

クレジットカード現金化の流れは下記の通りです。

・商品をクレジットカードで購入

・買取専門店などに売却

という流れで、クレジットカード現金化をすることができます。

転売自体に違法性はなく、したがってクレジットカード現金化も違法ではありません。

またクレジットカード現金化の基本的な仕組みは転売であり、現金化業者はあくまでも商品の売買を行うだけの存在です。

したがってクレジットカード現金化は融資ではありません。

ちゃんとした商品の売買を行なっている現金化業者は、古物取引商ですので「出資法」違反にはなりません。

また融資ではないので信用情報の審査がありません。

優良会社をしっかり選ぶ

一見問題が無いように見えるクレジットカード現金化やキャリア決済現金化ですが、信頼できる業者で依頼しないと大変な犯罪に巻き込まれる可能性もあります。

安心してキャリア決済現金化やクレジットカード現金化を行うためにもしっかりとした会社を選びましょう。

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